チェンマイダイアリー7月。
7月1日(土)
今日は小谷野氏の稽古がいつもより少し早く終わるとの連絡があり、
毎日の稽古の最後に行う、最初のシーンからから今日終わったシーンまで通しで行うランスルーを見学したかったので、それに間に合うようにスケジュールを計画。
朝、いつものように部屋でコーヒーを淹れて、小谷野氏を送り出して、
レジデンスのコインランドリーで洗濯を済ませてから、ニマンヘミンをブラブラ。
こないだ歩いた時に気になっていたカフェに立ち寄りました。
ここのカフェも素晴らしかったー!
オープンエアーの中庭席に座って、美味しいアイスラテを。
そして、しばし溜まっているお店の伝票の入力を…。
本当は、読書して、気持ちよい空間で本の世界に没頭したかったけど、
事務仕事をため込んだままチェンマイにきてしまったので、我慢我慢。
だけども、ここのカフェは不思議と作業がはかどりました。
私は、チェンマイへ来る少し前にiPhoneを買い換えて、SIMフリーのタイプにしたのですが、これがもう!本当に大活躍!
チェンマイでは、ツーリストSIMと言うのを購入しました。3日間とか7日間とか10日間とか、好きな期間使える電話番号と、インターネットがセットになったものなんです。
もし、通話できる分の容量やインターネット使用分を使い切りそうになっても、コンビニなどでカードを購入して追加していけるので、旅の途中で使用不能になることもなくとっても便利でした。
私は一回使用期間の延長をしたのですが、タイ語なのでちょっと大変でした。
親切に色々とインターネットにやり方を書いてくれてる方がいて、そのブログのおかげでできました。
初めての土地で地理が分からないので、常にグーグルが使えたり、WI-FIが使える場所以外でも4Gでインターネットに接続できるので、街歩きの際にお世話になりました。
本当に大正解でした!
そして、初めてお世話になったUber。
タクシーなどが捕まらない場所で、ちょっと道のりを説明するのが難しい場所へ行く時に、とても便利だと思いました。
小谷野氏が稽古しているのが、チェンマイ大学(とっても広大な敷地で、道がかなり入り組んでいる)の、マスコミュニーケーション学科の教室の一室。
正門からの道のりが数キロあり、なおかつ分かりづらい場所だったので、一人で炎天下に歩いて行くにはちょっと…というところでなので、小谷野氏のバイクに乗っていくしかなかったのですが、このuberを使用することで、午前中は自分の時間に当てて、ランスルーに合わせて稽古場へ行くということが可能になり、行動範囲が広がりました。
uberと私は、グーグルマップ上でお互いの位置を確認できるので、その辺もとても安心でした。
初めてのuberにドキドキしたけど、無事に稽古場にたどり着きましたー。
ランスルーを見学。
一瞬一瞬が見逃せない、美しいシーンの連続。
これは、冒頭のシーン。出演者全員が一列に並んで舞うシーン。
このシーン大好きでした。
みんなでタイ北部の剣舞をするシーン。
小谷野氏迫真の泣きのシーン。
何度観ても心が震えます。
練習が早く終わったのなら…、大好きなあのカフェに行ける!
khagee へ連れて行ってもらいました。
はぁ。店内にいるだけで幸せな気分♡
7月2日(日)
この日は日曜日なので稽古がおやすみ。
日本人の女性、さち子さんとちえちゃんを部屋にお招きして朝のコーヒータイム。
かぴばらこーひー@チェンマイです。
テーブルクロスを敷いて、お花を飾って、コーヒー豆を挽く。
部屋中がコーヒーの良い香りで満たされて、
清々しい日曜の幸せな朝を、みんなと過ごしました。
喜んでもらえて本当に良かった!
それから、マハーバラタ出演者のみんなと郊外へお出かけ。
車をチャーターして、みんなでお喋りして笑いあって、なんだか修学旅行みたい!
着いたのは川のほとりのレストラン。
みんな川に入って遊びます。
倒木が橋のようになっていて、そこに座ってチェンマイの自然を満喫。
キョンさんはヨガのポーズ。
川の横の席でみんなで美味しいご飯を食べて、ビールを飲んで、
緑に囲まれてみんなとってもリラックスして笑顔が弾けていたな。
出演者、スタッフの皆さんは過酷な制作スケジュールの中、ほっと寛げる楽しい週末となりました。
レジデンスに帰宅後…まだ間に合うかなぁー?とモン族の市場へ!
また来ちゃいました。
可愛いものがたーくさんあって、本当に何時間いても良いくらい楽しいのです。
夕飯は、久しぶりにパスタが食べたい!という小谷野氏のリクエストにより、
イタリアンレストランへ。
パスタも前菜もとーっても美味しかった♡
7月3日(月)
朝はレジデンスの部屋での日常を。
ゆっくりとした気持ちで、お湯を沸かして、コーヒーを淹れる。
朝の光に満たされた部屋で、稽古に向かう前の小谷野氏とコーヒーをすする。
とっても豊かでキラキラとした時間です。
稽古へ行く小谷野氏のバイクの後ろに乗せてもらい、途中で降ろしてもらいました。
目的地はお店の前を通るたびに気になっていた TASTE cafe。
大きな窓から気持ちのよい光がたっぷりと入る気持ちのよい店内。
黒と木の色と白い壁。シンプルでとっても素敵な内装。
コーヒーをいただきながら、一生懸命事務仕事。
とても居心地がよくって、またお気に入りのカフェが増えました。
清々しい雰囲気に満ちたとても素敵なお店。
あの心地よさをまた体験したいなぁ。
玄関前のスペースもとっても素敵。
入り口手前の左側は植物たちのスペース。
あー。上品でとっても素敵だー♡かぴばらや自宅の参考にしよう♡
心地よいカフェでひとしきり作業をした後は、今回の滞在でお気に入りのレストランTong Tem Toh(トーン)へ。
ゲーンハーカレーをどうしても食べてみたくて!
甘辛のカレールーにご飯がよく合う。美味しいー♡
夜は、昨日朝のコーヒー会をしたみんなで、またまたTong Tem Toh(トーン)へ。
4人だから、色々な料理を食べられてとっても楽しい。
鳥の手羽先の炭火焼がビールによく合う!美味しかったなー。
夜の宴会の後、コーヒーが飲みたい私達はニマンヘミンをぶらぶら。
夜の10時までやっているカフェでアメリカーノを。
小谷野氏のかぴばら顔(サービスショット笑)と私のかぴばら顔。
ニマンヘミンはちょっと歩くと、こんなお洒落なカフェがたくさん。
レジデンスがニマンヘミンにあってよかったー。
夜のカフェで一息ついてから部屋に帰る。
何でもないことだけど、勝山暮らしの私にとっては超エキサイティングなこと!
7月4日(火)
7時過ぎに起きて、のんびりと体を起こしていく。
朝のコーヒー、一杯目はエチオピア。
二杯目はsecret garden of lifeのタイのコーヒー。
部屋の片付けを済ませて、10時に部屋を出る。
ニマンヘミンをぶらぶらとお散歩をしながら、ss1254372cafe へ。
居心地がよくてまた来てしまった。
カフェの営業中いろいろな試食をすることもあって、朝食は食べないことが多いのですが、
ss1254372cafe は朝食メニューがどれも美味しそうで、つい頼んでしまいました。
グリル野菜のトーストが美味しい!
とても落ち着くし、インテリアも大好き。
あぁチェンマイいいところだなぁ。
先日のカオマンガイが美味しかったので、今日はみんなのお弁当を買って届けることに。
お昼に間に合うように、ホカホカのカオマンガイたちをたくさん持って、いい匂いに包まれながらuberに乗ってチェンマイ大学へ
大学は夏休み中。
チェンマイの緑とともに、普段学生たちが集うカフェテリアスペースはひっそりとしていました。
この空間がたまらなく懐かしい。
お昼休みは、このカフェテリアスペースでみんなでカオマンガイを食べました。
7月5日
チェンマイ最終日。
どんどん楽しくなってきた頃に帰国。寂しい。
日常と旅のエッセンスが絶妙に混ざった今回のチェンマイ。
このスタイルがとても心地よかったな。
お気に入りのカフェflourflourでのんびり過ごしました。
今日はバナナトーストを。
チェンマイでの毎日を記したチェンマイ日記を書いてのんびりと過ごしました。
カフェを出てニマンヘミンをぶらぶら。可愛らしい自体の看板があったので思わずパチリ。
お昼は米粉のヌードル。お酢を入れてさっぱりといただきました。
美味しかったなー♡
もっと早くこのお店を知っていたら、もっと来たのにー!
そしてやっぱりここのコーヒーも飲みたい!と思って、Ristr8toへ。
公式HP:http://ristr8to-coffee-chiangmai.com
リットレットのエスプレッソ、ほんっとに美味しかった!!!
あー。またあの素晴らしい後味を味わいたい。
そして、uberで大学へ。
日に日に作品が出来上がっていく様子を、すぐそばで観ることができたのに、
これが最後のリハーサル見学。
コラボレーションと言う言葉には収まらない、素晴らしい作品。
日本、タイ、マレーシア、インドネシア、それぞれの国の、それぞれのパフォーマンススタイル。
みんなのそれぞれの美しい色が混ざったら、見たこともないような美しい色が目の前に現れていて。
もう、理屈抜きに心に響いてきて、目が離せなくて、心がグイグイ引き寄せられる作品です。
今回第4章が最終章で、今後第1章から4章までを繋げて一気に上演する企画も考えられていて、それが実現するときはたくさんの人に観て欲しいと思います。
最後のリハーサル見学の後は、バイクでお出かけ。
明日の朝には飛行機だから、大好きになったチェンマイを心に焼き付けます。
ローカルマーケットで屋台を冷やかして、お土産のTシャツなどを買ったり、
お腹が空いたからお惣菜を載せた丼を二人でシェアしたり。
火が灯された飾りがとても綺麗だった。
小谷野氏の稽古の様子を、毎日身近に感じることができて、
旅行でもあるけれど、たくさんの友達ができたり、暮らしているような13日間。
たくさんの素晴らしいみんなと知り合えたから、別れの朝がとても寂しかったけど、
この出会いのおかげでチェンマイがもっともっと好きになりました。
毎朝、部屋でコーヒーを淹れたのも思い出。
みんなで川で遊んだことも、
夜みんなで一緒にお酒を飲んだことも、
バイクの後ろから見たチェンマイの街並みも、
一人で過ごした心地よいカフェでのひと時も、
レジデンスの部屋のテーブルにクロスを敷いてベランダでご飯を食べたことも、
マハーバラタの稽古の一瞬一瞬に感動で心震えたことも、
何をするにも暑かったことも、
あー!もう全部がどうしようもないほどキラキラ輝いて、楽しくてしょうがなかったな。
チェンマイ。
また絶対に行くと思う。
その時を楽しみにしつつ、今回のチェンマイダイヤリーは終わりにしますね。
番外編!
どうしても完成したマハーバラタの舞台が見たくて、8月13日の東京公演(今回のマハーバラタ公演最終日)に夜行バスで駆けつけました。
念願だった、本番の舞台を観ることができて本当に幸せだったし、
チェンマイでの色々な出来事を思い出しました。
すっっっっばらしい舞台でした!!!
どうしても帰り難くて、皆んなのそばにいたくて、帰りの夜行バスに乗りそびれて翌日飛行機で帰りました。(笑)
これは最終公演後にホールの外で撮った写真。
夏の東京。蝉の声が響く中で。