かぴばらこーひー、12月前半は冬休み。
カフェを充実させるために、自分の暮らしも大切にしたい。
その暮らしを、もっともっと充実させて、楽しむための冬休みです。
休みというと、いつもバリへ行ったり遠くに出かけますが、
今回の長い休みは、どこにも出かけない休みです。
秋からずっとこの日々を待ちわびていました。
ゆっくりと、自宅で温かいお茶を飲む朝。
それだけで幸せな気持ちに。
そして、一番楽しみにしていたのは、夫と過ごす時間。
普段なかなか出来ない、手間をかけた料理を作ろう!と、
大好きな餃子を作ってみることに。
皮を包む小谷野氏。
この皮も、岡山産の小麦粉で手作りしてくれました!
具は、しいたけをいれて、お肉もひき肉ではなく、小谷野氏が叩いて細かくしたもの。
皮を作っている小谷野氏と、その皮で具を包む私。
もう、飲んじゃおう!ってことで、ビール片手に、餃子作り!
期待しかない(笑)。早く食べたいです!
久しぶりの自家製餃子。本当に美味しかったー!
包んで、焼けたらスタンバイしている食卓で食べる→この繰り返し。
真冬の寒い店内で、黙々と餃子を包んだり食べたりの、いい思い出。
そして、ずーっとやりたくて楽しみにしていたことその②。
自宅キッチンを、もっと可愛くしたい!
大工さんの馬場さんに作ってもらった棚をペイントして、少しリメイク。
塗装の前に綺麗に養生。
まずは表面に柿渋を。
棚板には、お気に入りの壁紙を貼り付け、食器棚のリメイク完了!
清喜さんの水色のガラスとも相性バッチリです!
先日の餃子がとても美味しかったので。。。皆さんとシェアしたいと急遽企画しました。
夜のかぴばらこーひー『すあみいすとぅりー』インドネシア語で夫婦という意味です。
妹尾さんが、素敵な写真で思い出を記録してくれました。
かぴばらの常連さんのS君が作ったラクリエさんの鞄と、
鳥毛清喜さんのグラスと、
北海道のシードル♡
こちらもシャンパングラス。
清喜さんのグラスをたくさん使えるのも、夜かぴばらの私の楽しみの一つ。
丸瀬さんの自然栽培の金胡麻をたっぷり使った洋風の白和え。
viortのゆかりさんのレッスンで習ったソフリットをベースにした、白菜料理。
ノリランカさんの超絶美味しいヒラタケを出汁に使った豆腐のグラタン。
そして、メインは水餃子!
気心知れたお客様に囲まれて、とても楽しい夜でした。
片付けをする前に、ちょっと一息ついて、夫婦でカウンターに座って一杯。
これがまた楽しいんですよね。
もうひとつ、ずっとやりたかったこと。
私がクリーンセンターでゲットした中古の自転車。
それをお洒落にリメイク!
ワイン箱に柿渋を塗って、我がかぴばら号に取り付け!
カゴを変えるだけで、元の古さも味わいに変わり、すごく良い仕上がりに!
12月の夕方市は、超スペシャルメニュー。
食べた方のリピート率は120%!のベジバーガーを夕方市で作りました。
夕方市に出店されている皆さんのお野菜をたっぷり使った、夕方市限定バージョンです。
実は、この夕方市へ向かう途中から、急に喉の痛みと、発熱。
夕方市の間に、さらに症状がひどくなり。。。
久々にこんなに辛い風邪を引いたわ、というくらいの悪さで、
喉からくる高熱で、痛みに加えて声も出ないしで、翌日は臨時休業とさせていただきました。
まだ風邪を引きずっている翌週。すごく体が冷えているのを感じていたので、
年末年始の営業の前に、しっかり風邪を治したい!と思い立って温泉に行くことに。
遠い場所だと行くだけで体力を消耗するので、松江へ。
暖かい部屋で、お部屋についている露天風呂に。
これなら、体を芯から温めて、ゆっくりと過ごせます。
とにかく、何にもせずにゆっくりとお部屋で休みました。
お部屋も、お料理も素晴らしく、
本当に芯から温まり、ゆっくりと寛ぐことができたので、この温泉治療は大成功!
12月の優しい冬の日差しに照らされた宍道湖がとても美しかったです。
ずっと行きたかったイマジンコーヒーさんへも行けたし、
気になっていた東風さんのお蕎麦も食べられたし、松江とっても良かったです。
今度は元気な時にまたショートトリップしたい。
そんなこんなで冬休みも終わり。
たくさんあると思っていた時間ですが、やりたいことは案の定全部やりきれぬまま。。
あっという間に終わってしまいました。
無事に、かぴばらこーひーの営業が再開して、新作のお菓子が登場。
ジンジャーレモンケーキ。
上にかけたレモンカードが良いアクセントになっています。
そして毎年恒例の忘年会。
1年お世話になったかぴばらの仲間たちで、ジンギスカンパーティーです。
私は、旭川生まれなので、このジンギスカン鍋は必需品です!
ノリランカさん夫妻が美味しい!と太鼓判の生ラムを取り寄せてくれました。
これが本当に美味しい!絶品です!
そして、忘年会に欠かせないビール。
父の故郷でもある富良野産のホップを使ったビールを探してお取り寄せ。
ノリランカさんのお米で握ったおにぎり。
タレをつけたジンギスカンとの相性は、もう♡♡
そして、こちらは素晴らしいきのこたち。これもノリランカさんのところで採れたもの。
1年の思い出を振り返り、大切な人たちと囲む食卓のなんて豊かなこと。
最後は、当日参加できなかったシロちゃんが焼いてくれたケーキでみんなでデザートタイム。
毎年恒例になりつつある、かぴばらでのジンギスカン忘年会。
あまりのお肉の美味しさに、また来年もやろうと皆で決めました。
いつも綺麗な写真で思い出を残してくれる成ちゃん、ありがとうー!
東京時代は、年末年始のまとまった休みはバリで過ごすことが多かったので、
お節を一回も作ったことがなかった私ですが、
今年はアンソロジーの詩子さんの料理教室に参加して、
おせち料理を教わったこともあり、
作ってみよう!と思いました。
どんなものを作るか考えたり、何日からどれをして…など、
そんな計画を考えるのも、また年末ならではの空気でとても楽しかったです。
お店が開いてから三回目のお正月。
やっとこういう余裕ができてきたんですね。それも嬉しい。
詩子さんに習った蕪のお寿司を作ってみました。赤カブがとても綺麗な色。
大晦日の夜は、地元のおじさま達が手打ち蕎麦をするので、
毎年そちらの美味しいお蕎麦を年越しそばでいただきに行きます。
そして、帰ってからお正月用に作ったお節を少しずつ盛り付けて、軽く一杯。
夫と二人、今年の楽しかった出来事をあれこれと思い出し、
御前酒さんの限定酒の引き抜きとワインを楽しみつつ、
無事に幸せに過ごせた2016年に感謝して、
新しくやってくる2017年にもたくさんの幸せが降り注ぐ事を願いながら、
穏やかに過ごした大晦日でした。
1月のかぴばらアルバムに続く。