
朝晩は冷え込むようになってきましたね。
朝目覚めて、ベットから起き上がってカフェに行き、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。
この自分のために、落ち着いてコーヒーを淹れる瞬間が、なんとも言えず愛おしいと思います。
営業が始まったらお客様のための時間だから。
朝、こうしてゆっくりとコーヒーを味わい、ティスティングする。
毎日、今日はどんな風に一杯のカップにコーヒーの個性を表現しようかな、と考えつつ。
本日、ホットコーヒー、アイスコーヒーでお出ししている豆は、2種類。
スマトラ ドロクサングルとメキシコ マヤビニック生産者組合 チアパス州 深煎の2種類です。
豆の説明は、私の尊敬する焙煎士グラウベルさんのサイトから。
スマトラ ドロクサングル
インドネシア スマトラ島トバ湖周辺(ドロクサングル、リントンニフタ)
の小規模農家が作っているコーヒーです。
従来のマンデリンに比べ、スッキリとした味わいながらローストした
ナッツやダークチョコレートのような風味があります。
品種はティピカ、カチモール、オナン・ガンジャン
生産法は無農薬栽培
生産処理法はマンデリン方式(スマトラ式)。
豆の小売 100g/580円
メキシコ マヤビニック生産者組合 チアパス州 深煎
グラウベルとしては長い関わりを持つメキシコ チアパス州にある
マヤビニック生産者組合。
こちらから新豆が届きました。
グアテマラの国境に近いこの州は標高が高いところで1200m程です。
トゥクストラ・グティエレス(Tuxtla Gutierrez)の空港から、
サンクリストバル・デ・ラス・カサスまで1時間ちょっと、
かつての都サンクリストバルに到着、更に40分ほど車を走らせ、
マヤビニック生産者たちの農家近く、そして集積や脱穀の設備のある
マヤビニックの倉庫のある町アクテアルに着きます。
ブルボンやカツーラといった品種がまざりあい、無農薬、無化学肥料で
(植物性の堆肥)マヤの末裔の先住民がほぼ手作業で作るこのコーヒーは
甘みのある柑橘を感じる味わいです。今年は深めに焙煎してありますので
カカオニブのようなチョコレートのようなコクと複雑な風味を感じることが
できると思います。
数量は限定ですが、ぜひこの機会にメキシコのマヤビニックを味わって
みて下さい。
豆の小売 100g/600円
コーヒーの抽出方法は、円錐形のペーパーフィルターを使用したハンドドリップか、
コーヒープレスの2種類からお好きなほうをお選びいただけます。
因みに、スタッフでティスティングした結果、メキシコはコーヒープレスで淹れると、
なんともいえない複雑な甘みが感じられてこれは美味しい!と、新しいコーヒー体験に感動しました。
私は、スマトラドロクサングルは、ハンドドリップで淹れるのが好きです。
少しぬる目の湯温で優しく抽出すると、乾いた土のような、本当に落ち着いた大地のような風味がでます。
それでいて苦味の中にダークチョコレートのような落ち着いた甘みがほのかに感じられ、これも美味しい!とうなってしまいます。
かぴばらこーひーは、2杯目100円引き、3杯目は200円引きになりますので、
ぜひ違う豆、いろんな淹れかたを体験してみてくださいね。
全然気が付かなかったけど、こんな味が好みだったのか!と、
新しい美味しさを発見していただけるように、一杯一杯一生懸命コーヒーを淹れますね。
では、後ほど。
かぴばらこーひーでお待ちしております!