イブ・パルティ二に出会うことが出来てから、もう12年。
大手コーヒーチェーン店でストアマネージャーをしていた私は、大学時代に少しだけ体験したバリ舞踊が忘れられず、バリ舞踊を教えてくれる先生を探していました。
長期休暇でバリに渡航したのが2003年の秋。
その時に踊りの公演を観に行った際に出会ったHさんの紹介で、イブ・パルティ二と出会うことが出来ました。
「バリで先生について踊りを習いたいけれど、そうやってさがしたらいいか分からなくて・・・」
そう相談した私に、Hさんは「ちょうど明日、デンパサールでイブ・パルティ二と稽古があるから、見学に来てみる?」と誘ってくれたんです。
それがイブとの出会い。
イブにお願いして、翌日から踊りの稽古をしてもらえることに!
そこから、私のバリ舞踊との付き合いが始まりました。
私とイブを繋いでくれたHさん。感謝の気持ちで一杯です。
イブとの稽古は、毎回、毎瞬が真剣勝負。
自分のすべてで、私に踊りを教えてくれるイブ。
そして、体中から汗を噴出しながら、必死に食らい付く私。
稽古の間中、いつでもイブの愛が溢れていました。
そんな時間の全てが私の宝物。
バリ舞踊は、難しい。
踊りって、やってもやっても終わりがない。
だけど、本当に楽しい。
今、この瞬間。に集中できることが何よりも大好きです。
写真は、2012年の6月、バリ島の芸術祭にて。
ずっとずっとバリで踊ってみたいと思っていた、私の夢が叶ったときの写真です。
舞台に出て、最初の音をとった瞬間。
ずっと夢に思い描いていた「いつか」が「今」に変わった瞬間の気持ちは、一生忘れません。
そんな尊敬するイブが、今週の日曜日に勝山に来ます。
東京から暮らし替えをして約2年。とうとう待ちに待った日がやってきます。
私が大好きになった勝山を、イブと一緒に歩ける日が来るなんて。
自分たちで釘を打って、壁の漆喰を塗って完成させたスタジオで、
イブと踊るのが、とっても楽しみです。
ビシバシしごいてもらわなくっちゃ!笑。